高校野球 21世紀枠県推薦校選出で 美方に表彰状を贈呈 /福井
来春の第93回選抜高校野球大会の21世紀枠県推薦校に選ばれた県立美方高(若狭町)に19日、日本高野連と毎日新聞社から表彰状が贈られた。野球部の丸山千翔主将(2年)が木本健校長、岩本守聰部長、玉村拓史監督とともに県高野連の斉川清一会長から表彰状を受け取った。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 美方は今秋の県大会を継投策で勝ち抜き、準決勝に進出した。推薦理由では、同校は1、2年生計307人中男子生徒が計100人と女子生徒の割合が大きいが、男子生徒16人が野球部に集い、好成績を挙げた▽過去5年の各県大会で、ベスト4に2回、ベスト8に4回の進出を果たした―などが評価された。 丸山主将は「部員が少ないことをチームワークがよくなる方へプラスに考え、やってきました」と話した。玉村監督は「フリーバッティングはネットへ向けて打ち、空いたグラウンドでは同時に守備練習をするなど、効率のよい練習を追求してきた成果です」と喜びを語った。 北信越地区の21世紀枠の推薦校は今月末に決定。全国9地区の推薦校が12月11日に公表され、来年1月29日の選考委員会で甲子園に出場する3校を選出する。【戸田栄】