台湾地震 犠牲者の遺体収容 被災地でホテル従業員を救助
花蓮市、台湾、4月5日 (AP) ― 台湾東部を襲った大型地震で多数のがけ崩れが発生した花蓮県で4月4日、救助隊が太魯閣國家公園を横断するハイキングコース小錐麓步道で、65歳の男性の遺体を収容した。 また、この地震の影響で発生したがけ崩れで、洞門内で立ち往生していたホテル従業員も救助された。 米地質研究所によると、震源は台湾東部花蓮市の南東約25キロで、震源の深さは34.8キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.4と推定される。 3日朝のラッシュ時に発生したこの地震で9人が死亡、1070人が重軽傷を負った。 死亡した9人のうち少なくとも4人が、首都台北から150キロ南に位置する、峡谷と断崖絶壁で有名な太魯閣國家公園で死亡したものと見られている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)