土井陵輔、パリ五輪代表には届かず 3位に上昇「最後まで諦めることなくできた」【体操NHK杯】
◆体操 NHK杯(19日、群馬・高崎アリーナ) パリ五輪代表の最終選考会を兼ねて男子の決勝が行われ、初優勝した岡慎之助(徳洲会)が初代表、2位の萱和磨(セントラルスポーツ)が2大会連続で切符を獲得した。 ■内村航平さんが卓球界のエースと爽やか2ショット【写真】 福岡市出身の土井陵輔(セントラルスポーツ)は補欠としてパリ代表チームに同行する見通しとなった。得意の鉄棒で全体1位の15.066をマークするなどして、7位から3位に順位を上げた。この日の種目合計ではトップとなるなど、オールラウンダーとして高い能力を示した。五輪代表は惜しくも逃したが「悔しいけど、最後まで諦めることなく演技をできたことは良かった」と話した。 チームへの貢献度を勘案して決められる貢献度枠は杉野正尭(徳洲会)と谷川航(セントラルスポーツ)に決まった。杉野は初、谷川は2大会連続。2大会ぶり3度目の代表入りを目指す34歳の田中佑典(田中ク)は落選した。
西日本新聞社