上皇后さま 90歳・卒寿の誕生日迎えられる
日テレNEWS NNN
上皇后さまは20日、90歳=卒寿の誕生日を迎えられました。 上皇后さまは、今月6日、お住まいの仙洞御所で転倒し、「右大腿骨上部の骨折」のため、8日、手術を受けられました。 宮内庁によりますと、退院後は、車いすで生活し、つかまりながら歩くリハビリなどを毎日1時間以上熱心に続けられています。 これまで上皇后さまは、上皇さまの様子を見守り気を配ってきましたが、最近では、上皇さまが上皇后さまの体力の低下を心配して、「大丈夫?」と声をかけられる場面が多くなっていました。 今年は、能登半島の地震と豪雨による大きな被害に心を痛め、ご夫妻で日課の散策を控えられることもあったということです。 上皇さまとの本の音読も続け、最近では池宮城秀意さんの著書「戦争と沖縄」を読まれています。 児童文学や英語の詩の朗読、音楽を通じたお仲間との交流が生活に潤いをもたらしているといい、7月の上皇ご夫妻の卒寿を祝う音楽会では、長く交流のある音楽家6人の演奏に感謝を示されました。 また愛子さまの大学卒業、悠仁さまの成年と2人の孫の成長を喜ばれているということです。 20日は仙洞御所で天皇ご一家や皇族方から祝賀を受けられる予定です。