マンC移籍が決定済みのヤングスター、“14歳293日”で米MLSデビュー!「1970年以降、NBA、NHL、NFL、WNBA、MLBに出場したどの選手よりも若い」世界中のメディアが驚愕報道
米MLSで、14歳の少年がデビューした。フィラデルフィア・ユニオンの攻撃的MFキャバン・サリバンが、現地7月17日に行なわれたニューイングランド・レボリューション戦に、14歳293日で出場。2004年にフレディ・アドゥが築いたMLS最年少出場記録の14歳306日を13日更新した。 【動画】将来のマンチェスター・Cのスター、C・サリバンのMLSデビュー戦をチェック! 5ー1とフィラデルフィアが大量リードしていた85分。イスラエル代表FWタイ・バリボとの交代で、C・サリバンがピッチに送り込まれた。実兄で20歳のクイン・サリバンが84分にゴールを決めた直後に登場したC・サリバンは、ドリブル突破のほか、果敢にシュートを放ってみせた。 米放送局『ESPN』は、「C・サリバンは、長年アドゥが保持していた記録を20年ぶりに更新した」と驚きを持って報道。米紙『USA Today』や米通信社『AP』をはじめ、英国紙『Guardian』、英放送局『BBC』、伊紙『Gazzetta dello Sport』、西紙『Marca』、独紙『Bild』など、世界中のメディアが一斉に報じた。 C・サリバンは、2009年9月28日生まれの14歳で、アメリカUー16代表にも招集された攻撃的MF。ドルブルとシュート能力に加え、プレービジョンに優れたサッカーIQの高い選手という評判だ。ドイツ人とバングラデシュ人の血を引いているため、ドイツ代表入りの可能性が取り沙汰されたものの、A代表はアメリカを選択すると言われている。 今年5月9日には、下部組織から所属しているフィラデルフィアと、MLS最大級のホームグロウン契約を結んだ。あわせて18歳になった時点で、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに移籍することも発表されている。 フィラデルフィアでの今後のプレーはもちろん、4年後に移籍するマンチェスター・Cでの活躍にも期待したい。 構成●THE DIGEST編集部
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