カザフスタンの炭鉱で爆発 遺体で28人発見、鉱内に閉じ込められた18人の捜索続く
中央アジア、カザフスタンの炭鉱で28日、爆発事故が発生し、これまでに28人が死亡しました。18人が鉱内に閉じ込められていて、捜索活動が続いています。 ロシアメディアによりますと、事故は日本時間28日午前、カザフスタン・カラガンダ州にあるコステンコの炭鉱で発生しました。メタンガスが爆発したということです。 当時、坑内には252人いて、地元当局によりますと、日本時間の28日午後6時現在、28人が遺体で発見され、残る18人の捜索が続いているということです。 この事故を受けてトカエフ大統領は、「29日を犠牲者を追悼する日にする」と宣言、ロシアのプーチン大統領も弔電を送りました。 カザフスタンのカラガンダ州は旧ソ連時代から石炭の産地で、日本人のシベリア抑留者が働かされた場所としても知られています。