“古巣復帰”初戦で22得点、8アシストと躍動したラッセルを指揮官、旧友も歓迎「彼は際立っていた」「チームを助けてくれる」<DUNKSHOOT>
現地時間1月1日、ブルックリン・ネッツは敵地スコシアバンク・アリーナで行なわれたトロント・ラプターズ戦を113-130で落として3連敗、イースタン・カンファレンス12位の12勝21敗(勝率36.4%)となった。 【動画】ラッセルの2度目の“ネッツデビュー戦”ハイライト キャメロン・ジョンソンが24得点、キーオン・ジョンソンが17得点、ニック・クラクストンが16得点、10リバウンドを残すもチームは後半に失速し、プレーイン・トーナメント進出最終枠にいる10位のシカゴ・ブルズ(15勝19敗/勝率44.1%)とのゲーム差は2.5へ開いた。 そうしたなか、12月29日に成立したトレードでロサンゼルス・レイカーズから移籍したディアンジェロ・ラッセルがさっそくコートに立った。ベンチから26分1秒のプレータイムでフィールドゴール成功率69.2%(9/13)の22得点にチーム最多の8アシスト、2ブロックと上々のスタートを切っている。 ラッセルにとってネッツは2017~19年の2シーズンをプレーした古巣で、18-19シーズンには自身初のオールスターにも選ばれている。当時の主力は全員退団しているが、「気分はいいよ。自分が快適でいられた場所へ戻れたんだからね。慣れ親しんだ人たちもいる。アジャストするプロセスをほんのちょっと楽にしてくれるね」と、新たな道を前向きに歩き出した。 キャリア10年目をプレーする28歳は、今回を含めてシーズン途中のトレードを3度経験。ただ、かつて2シーズン所属したネッツでの初陣でスムースにプレーできたことはコーチ陣のお陰だと語る。 「コーチたちのお陰さ。彼らが短時間ながら最高の準備期間を与えてくれた。その甲斐あって、自分はコートでやれる、チームのみんなをまとめて快適にプレーできるかもしれないと思わせてくれた。楽しかったよ」 ネッツで再始動したベテランガードについて、ジョルディ・フェルナンデスHCも高評価を与えた。 「彼は際立っていた。チームへの噛み合い方やコミュニケーション、注意力。それらすべてが見事だった。彼のコートビジョンやピック&ロールを組み立てる能力は非常に優れている。それに(守備面でも)いくつか良いディフレクションをしていたし、手もよく動かしていた」
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