【阪神】ビーズリー熱投で今季初勝利 お気に入りは豚骨ラーメン「本物に巡り会ったんだ」
阪神のジェレミー・ビーズリー投手が18日のヤクルト戦(甲子園)に先発登板し、5回を2安打2四球無失点。救援陣の奮闘にも支えられ、今季初勝利をゲットした。 5回を投げ終えた時点での球数は72。まだまだ余力を残したタイミングでの交代となったが、岡田監督は「もう球数じゃなかった。初回から飛ばしとったからな。えらい気合入っとるなあと思っとったけど、今年初めての先発やしな」と苦笑い。早めの継投策へ移行した背景を説明した。 ビーズリーは「ハハハ! 自分自身は競争意識が高いからね。できるだけ長くマウンドにいたかったけどチームの決断。『やりすぎない、いつも通りに』と自分に言い聞かせながら投げたよ」と余力十分をアピール。お立ち台に上がった直後とあって、終始上機嫌だった。 タテジマ歴2年目。来日当初のお気に入りは味噌ラーメンだったそうだが「今は豚骨こそがベスト。本物の豚骨ラーメンに巡り会ったんだ。リアルトンコツ」と〝変節ぶり〟をアピールし、報道陣を笑わせた。「家族の前で勝利投手になれたことは、父親としてうれしい。ウイニングボールは子供にあげるよ」。グッドガイ右腕の笑顔は、最後まで途絶えることがなかった。
東スポWEB