ケビン・マグヌッセン、今シーズン限りでハースF1を離脱「この数年素晴らしいチームのためにレースができたことを誇りに思う」
7月18日(木)、マネーグラム・ハースF1チームは、2024年シーズン限りでケビン・マグヌッセンがチームを離れることを発表した。 【写真】2022年F1第1戦バーレーンGP ハースF1チームのケビン・マグヌッセンが5位に入賞 マグヌッセンは2014年にマクラーレンからF1にデビューし、開幕戦で表彰台を獲得。翌2015年は再びリザーブドライバーとなるものの、2016年にはルノーへ移籍し、2017年からはハースの一員としてキャリアを重ねてきた。 ハースのドライバーラインアップ変更に伴い、2020年を最後に一度F1のシートを失ったマグヌッセンは、2021年はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権などへ戦いの場を移した。しかし2022年、ロシアのウクライナ侵攻に伴いニキータ・マゼピンとの契約を終了したことを受けて、ハースはマグヌッセンに声をかけた。この時マグヌッセンはすでにIMSAやWEC世界耐久選手権への参戦が決まっていたが、ハースからのF1復帰を選択。以来マグヌッセンは現在までハースに在籍しており、今年で通算7年目のシーズンとなっていた。 チームを離れることが決まったマグヌッセンは、次のようにコメントした。 「マネーグラム・ハースF1チームのみんなに感謝したい。ここ数年、このような素晴らしいチームのためにレースができたことを誇りに思っている。特に、ジーン・ハースの献身に感謝したい。とりわけ2022年には、少なくともその時は僕のF1での時間は終わったと考えていたが、もう一度僕を呼び戻してくれた。このチームで素晴らしい時間を過ごすことができた。この思い出は決して忘れないよ」 「僕のレースキャリアの次の章を楽しみにしている一方で、2024年の残りの期間は、マネーグラム・ハースF1チームとともに全力を尽くすことに集中している」 [オートスポーツweb 2024年07月18日]