うるま市赤野で民家全焼、1人が死亡 80代男性と連絡取れず 3日未明
3日午前4時20分ごろ、沖縄県うるま市赤野の鉄筋コンクリート造平屋建て民家で「民家火災があった。3人逃げ遅れている」と消防を介してうるま署に通報があった。民家は全焼し、屋内から性別不明の1人の遺体が発見された。うるま署によると、80代の住人男性と連絡が取れていない。 うるま市消防本部具志川消防署によると、80代女性と50代男性が体調不良を訴え本島中部の病院に搬送されたが、目立った外傷は確認されていない。火災は同6時半ごろに鎮火され、延焼もなかったという。 うるま署などが遺体の身元確認を急ぐとともに、火災原因を調べている。 近隣に住む50代男性は3日午前4時過ぎ、バチバチと燃えさかる炎の音で目を覚ましたという。男性は「音がうるさくて起きたら家の中にオレンジ色の光が差してびっくりした。隣の家全体からものすごい炎が出ていて、何度か爆発音も聞こえた。家の外では電線がショートしてウォンウォンと音を立てていた」と火災のあった民家を不安げに見つめて話した。
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