【独仏ガチンコ勝負】「アルピーヌ A110 R対ポルシェ 718 ケイマン GTS」最適なパワーウェイトレシオを競う!その勝者は?
パフォーマンス?ルノー製1.8リッターターボ4気筒エンジンの300馬力。シャシーにはさらに煮詰められ、スタビライザーの強化、ZF製コイルオーバーサスペンションとアイバッハ製ヘルパースプリングが装着された。ESPも改良され、カーボンリムにミシュラン製カップ2タイヤが装着された。室内は?ダッシュボードにはマイクロファイバー、アルカンターラ製バンス、大量の断熱材(-8.9kg)、「911 GT3 RS」のようなドアループ、極めて頑丈なサベルト製カーボンシート。リアにグースネックマウントのウイングを追加すれば完成だ。
ポルシェの方が安い
「A110 R」の価格は109,950ユーロ(約1,800万円)で、ベーシックな「A110」のほぼ2倍だ。ポルシェは?もっと安い!なんですって?はい、90,958ユーロ(約1,500万円)だが、ダイナミックドライビングエクストラなし、マニュアルギアボックス付きだ。デュアルクラッチギアボックスとセラミックブレーキは約10,500ユーロ(約173万円)、バケットシートはさらに5,355ユーロ(約88万円)かかる。エンジンは?ミッドエンジンレイアウトで、おなじみの6気筒ボクサーが搭載される。インテリア?アルカンターラがスポーティな雰囲気を確実に演出。ややファッショナブルとは言い難いアナログの計器類は完璧にフィットしている。
スペックの確認はもうたくさん、キャビンへ、そしてサーキットへ!ラウジッツリンクサーキットに向かう途中、田舎道や高速道路でちょっとしたウォーミングアップ。自然吸気エンジンは当然ながら、低回転域ではアルピーヌのターボのようなプレッシャーはないが、回転を上げて4リッターエンジンをプッシュすると、本当にペースが上がる。このエンジンは、レブカウンターの針のようにスロットルに反応する。
デュアルクラッチギアボックスは、ドライビングプログラムに応じて常に軽快で賢い。パドルはとても使いやすく、シフトチェンジは自動的にドライビングの楽しみの一部となる。低い着座位置やブレーキからのフィードバックも同様だ。 曲がる?夢のようだ。トルクベクタリングは、カーブの出口でポルシェを緩やかにストレートにするのに役立ち、下り坂のカーブでブレーキングすると、ラインは維持され、絶妙なオーバーステアが出る。
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