斎藤元彦氏SNS活用「民意得て」兵庫県知事選に再選…維新・吉村氏「“なかったように”は筋通らぬ」25日に百条委員会で証人尋問
選挙戦はSNSにより様変わり
SNSにあがっている斎藤氏の動画について、斎藤氏に投票したという兵庫県の有権者(10代)は、 「最初から最後までまとめてくれるから、知らん身からしたらめっちゃ分かりやすい」と話した。 SNSにより関心度が高まった一方で、懸念も聞かれた。 ーーなぜ投票した? 兵庫県の有権者: 政策とか97%くらい達成しててすごいなと思って。 実際、斎藤氏が知事での実績を主張していたのは、自身の公約の98.8%を着手・達成したことだった。SNSで拡散された情報の“真偽の判断”について有権者からは、「SNSで広がったじゃないですか、それが信用できるかどうかっていうのはちょっと疑問だなと思います」という声も上がった。 7月の東京都知事選では石丸伸二氏がSNSを駆使した選挙戦で “石丸旋風”を起こし躍進するなど、選挙での重要性を増すSNS。都知事選に出馬した蓮舫氏は18日午前、自身のSNSに兵庫県知事選を念頭にしたとみられる投稿で、このように指摘した。 蓮舫氏のSNS: ネットde(で)真実が広がり、それがあたかも事実となって拡散されたかのよう。なぜ再選挙になったのかが覆い隠された選挙だったのではないでしょうか。 投票率は55.65%と前回を大きく上回った兵庫県知事選。幅広い世代に注目を集めた選挙戦はSNSにより様変わりしようとしている。 (「イット!」11月18日放送より)
イット!
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