市民の大会と興行どうバランス? 問われる横浜市の姿勢 国際プール再整備計画問題
横浜国際プール再整備計画問題 夏はメインプール、冬は体育館として使用されているメインアリーナをめぐり、令和3年度の包括外部監査で、プールから体育館への床転換作業に年間約5100万円を要し、作業のために約2カ月の利用休止期間が生じることから、プールか体育館のいずれかに一本化すべきとの提案がなされた。
横浜市では6月、通年で体育館として使用し、メインプールは廃止する再整備計画の素案を発表したが、神奈川県水泳連盟などはサブプールしかない状態になれば県レベルの主要大会は実施できなくなると反発。市は素案を修正し、メインプールは廃止する一方で、練習用プールを新設する原案をまとめた。