【MLB】ジャイアンツが両軍合計6発が飛び出すシーソーゲームを制す チームは3連勝で勝率5割復帰
【ジャイアンツ8-7メッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月25日、ジャイアンツは敵地シティ・フィールドでメッツ3連戦の初戦を迎え、両軍合計6本の本塁打が飛び出すシーソーゲームを、8対7で制し3連勝となった。ジャイアンツ2番手ニック・アビラがメジャー初勝利(0敗)を挙げ、カミロ・ドバルが9セーブ目をマーク。8回表に満塁弾を含む5失点で逆転を許したリード・ギャレッドが2敗目(5勝)を喫した。 【動画】8回逆転満塁本塁打を放つベイリー(MLB.comより) 1回裏、メッツは先頭のフランシスコ・リンドーアが二塁打でチャンスメイクをすると、ピート・アロンソがライトへのタイムリーで1点を先制。しかし、ジャイアンツは2回表にホルヘ・ソレアの6号ソロと3回表に内野ゴロの間に得点を挙げすぐさま逆転する。ただ、ジャイアンツ先発カイル・ハリソンはリードを守ることが出来ず、4回裏にジェフ・マクニールのタイムリーとブランドン・ニモの犠牲フライで逆転を許す。続く5回裏には、J・D・マルティネス(3号ソロ)とマーク・ビエントス(3号ソロ)に二者連続本塁打を浴び2対5となり、ハリソンは5回5失点でマウンドを降りる。 メッツ先発クリスチャン・スコットは、2点を失って以降、5回は三者連続三振を奪うなど好投し、6回2失点のピッチングで先発の役割を果たした。7回裏にアロンソが12号ソロを放ちメッツが再び追加点を奪い、試合は決まったかと思われたが、8回表にジャイアンツが5点を奪う猛攻を見せる。2本のヒットで二死1・3塁とすると、タイロ・エストラーダがタイムリー二塁打を放ち1点を返す。その後四球を挟み二死満塁とすると、パトリック・ベイリーがライトへの逆転満塁本塁打(4号)を放ち7対6とジャイアンツが再び試合をひっくり返した。 9回表にジャイアンツがマイク・ヤストレムスキーの5号ソロで追加点を奪い迎た9回裏。メッツはリンドーアのタイムリーで1点差に詰め寄り、なおも一死満塁のチャンスをつくる。しかし、4番手ドバルが粘り勝ち8対7でジャイアンツの勝利となった。 メジャー初勝利を目指したメッツ先発スコットは、6回2失点も勝ち星は付かず。一方、ジャイアンツのベイリーはメジャー初の満塁本塁打となり直近7試合で打率.389、OPS1.011と捕手ながら打撃でもチームに大きく貢献している。