「両親はすごくしつけに厳しかった」鈴木亜美が明かした、当時は窮屈だったけれど今では感謝していること
つい親に向かって「バカ」と言ったら……
それと、うちの両親は言葉遣いにも厳しかったですね。私なんて今、特に次男は当たりが強いときもあるので「ママなんか大嫌い!」とかしょっちゅう言われているけれど(笑)、そんなことをうちの親に言おうものなら、間髪入れずに怒られていましたね。そういう時代でしたし。 私が幼いころ一度、出かけ先でアイスクリームを買ってもらって、うれしくてウキウキしながら食べようとしたら、母が「一口ちょうだい」と一口目を先に食べてしまったことがあったんです。悲しくて半泣きになり、つい反射的に「もうばかぁ」と言ったら、父の顔がみるみる怖くなっていくのがわかって。「親に向かってバカとは何事だ!」とものすごく怒られたんです。アイスがなくなって悲しいし、怒られるし、私の感情はどうすればいいの!?と、内心大混乱で(笑)。今なら笑い話にできますが、当時は複雑な気持ちだったのを覚えています。ただ、人に向かって軽はずみに失礼なことを言っちゃいけないんだなというのは、小さな子どもながら痛感しました。これは今でも私の中に根付いていて、仕事などでも生かされているかもしれないなと感じます。 今回はここまで。次回は、うちの両親が厳しく子どもをしつけた理由や、その思いなどをお話しますね。 鈴木亜美
鈴木亜美
1982年2月9日生まれ。神奈川県出身。オーディションバラエティ『ASAYAN』(テレビ東京) を経て、1998年『love the island』で歌手デビュー。近年は「芸能界の激辛女王」としても知られ、バラエティ番組でも人気を博し、2022年には11年ぶりの単独ライブを開催など多方面で活躍中。プライベートでは3児の母親であり、InstagramやYouTubeなどで育児について発信し、共感を集める。
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