【高校野球】近江・多賀章仁監督が来年3月で退任 後任は小森博之コーチ 01年、22年に甲子園準V
近江を春夏通算23度の甲子園出場に導いた多賀章仁監督が、来年3月いっぱいで退任することが27日、分かった。今後も総監督としてチームには残り、小森博之コーチが新監督に就任する予定。 平安(現龍谷大平安)、龍谷大出身の多賀氏は、1983年から近江でコーチや部長を務め、89年に監督に就任。92年の夏の甲子園に初出場すると、2001年夏の甲子園では滋賀勢初の準優勝に輝いた。さらに、山田陽翔(現西武)を擁した22年のセンバツでは、コロナ集団感染で辞退した京都国際に代わって出場し、2度目の準優勝。日本一には届かなかったが、近江を高校野球界屈指の実力・人気校に育て上げた。 今年はセンバツ出場も、夏秋はともに準決勝敗退で甲子園出場を逃していた。
報知新聞社