最悪の無駄遣い…。マンU歴代“不良債権”ワーストイレブン【MF】伸び悩み…。かつて世界最高の若手だったのは?
マンチェスター・ユナイテッドはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でマンチェスター・ユナイテッドが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
CMF:アンデルソン(元ブラジル代表) 生年月日:1988年4月13日 在籍期間:2007年夏~2015年冬 移籍金:3150万ユーロ(約44.1億円) クラブ通算成績:181試合9得点20アシスト アンデルソンは10代の選手では異例とも言える3150万ユーロ(約44.1億円)という高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。このブラジル人選手は、2005年に行われたU-17ワールドカップでMVPを獲得、マンチェスター・ユナイテッド加入2年目の2008年には世界最高の若手選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞するなど、世界最高の若手選手として期待をされていた。 こうした経歴からもクラブの将来を背負う逸材として期待されていたが、10年に負った左膝の前十字靭帯断裂の影響もあって伸び悩んだ。結果的にマンチェスター・ユナイテッドで最もプレミアリーグの試合に出場したのは、加入初年度の2007/08シーズンの24試合で、それ以降は20試合の出場にも満たなかった。 自身を獲得したアレックス・ファーガソン監督が13年夏に退任し、デイビッド・モイーズが新監督に就任すると構想外となる。“世界最高の若手選手“と評価された選手は、15年冬にフリーでマンチェスターの地を去った。
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