ケンタッキーの福袋、システム障害からの予約再開も決済トラブル続出 原因は「アクセス集中」か
日本ケンタッキーフライドチキン(日本KFC)は12月26日、数量限定の福袋「2025年ケンタ福袋」のネット・スマホアプリによる事前予約について、「決済が完了したにもかかわらず予約できなかった」といった問い合わせが多数寄せられていると明かした。同社は「アクセス集中によって不具合が生じた可能性がある」として、詳しい原因を調査している。 【画像でチェック】ケンタ福袋の内容【全3枚】 ケンタの福袋の事前予約を巡っては、23日に開始したものの、開始直後から福袋のオーダーシステムに不具合が生じたとして、同日に一時停止していた。その後、26日午前9時に公式X(@KFC_jp)でシステムの復旧を報告。同日午前10時ごろから事前予約を再開するとしていた。 日本KFCによると、予約を再開した直後からユーザーのアクセスが集中し、サーバに負荷がかかったという。これが決済の不具合の原因になった可能性があるとして、現在は、ユーザーからの問い合わせに基づき、ユーザー側とシステム側のどちらで不具合が生じたのかなどの調査を進めている。なお、23日に発覚した福袋のオーダーシステムの不具合とは「関係がない」としている。 日本KFCは「失敗した注文は後ほど自動返金される」と説明している。返金時期については、クレジットカード会社や、QRコード決済サービス会社に問い合わせてほしいとのことだ。また、決済の不具合は「ユーザーごとに状況が異なる」として、問い合わせのあったユーザーに個別に対応し、公式にアナウンスはしない方針を示している。 X上では、ケンタッキーの福袋の予約が再開した午前10時ごろから、「決済の取引履歴はあるのに予約できていない」「エラーが出ているうちに品切れになった」などの声が相次いでいた。
ITmedia NEWS