【ハイライト動画あり】明治大学 修正力を見せ立教大学に勝利。ラグビー関東大学対抗戦
関東大学対抗戦も折り返しとなった第4戦の相手は立教大学。昨年の対戦では13トライを挙げる大勝となったが、今年の立大は強豪・筑波大学と接戦を演じるなど、油断できない相手。明治大学は『プラスアルファ』をテーマに準備を重ね、太田市運動公園陸上競技場での一戦に臨んだ。 【ハイライト動画】明治大学 vs. 立教大学|明治、前半は苦戦も後半突き放す
前半は明大のミスが目立つ展開となった。先に流れを握った立大はPG(ペナルティゴール)とトライで8点を先制。オフサイドからPG、ノックオンからトライを許し、ミスが失点へと直結した。
「自分たちのミスが結果的に相手に行ってしまう部分もあって、そこで自分たちのフラストレーションがたまってしまう部分があった」(右CTB/センター秋濱悠太・商4=桐蔭学園)。
連続失点を許し、流れを変えたい場面でBK(バックス)陣が躍動を見せる。14分、立大のキックをハーフウェーライン付近でキャッチすると展開。SO(スタンドオフ)伊藤龍之介(商2=国学院栃木)からパスを受けた左WTB(ウィング)(ウィング)海老澤琥珀(情コミ2=報徳学園)がステップでブレイクし、インゴールを陥れた。「八幡山でやっていたことをそのまま出した」(海老澤)。
26分に秋濱が追加点を挙げると、エディー・ジョーンズ(日本代表ヘッドコーチ)も注目する才器が再び見せた。30分、左LO(ロック)田島貫太郎(政経4=東福岡)がラックからボールを持ち出し、アンストラクチャーを生み出すとBKが展開。大外でボールを受け取った海老澤が走り切り2トライ目を挙げ、日本代表練習生をしての実力を見せつけた。「きれいに外までつないでくれたので、チームのおかげ」(海老澤)。
連続トライで完全に流れをつかんだかと思われたが、立大も意地を見せた。明大は40分に追加点を許し、4点差まで詰め寄られる。しかし、前半のラストプレー。44分にラインアウトモールを押し込み、HO(フッカー)西野帆平(文3=東福岡)がグラウンディング。