【ラグビー日本代表】ロンドンでイングランド戦へ キャプテン・齋藤直人選手「自分たちでモメンタムやエナジーをつくっていく」 今季のエディーJAPANの集大成
JRFU(日本ラグビーフットボール協会)は、11月24日(現地時間)にロンドンのアリアンツ・スタジアムで行われる「リポビタンDツアー2024」イングランド代表戦に臨む日本代表の試合登録メンバー23人を発表しました。 11月16日に行われたウルグアイ代表戦では、キャプテンを務めた齋藤直人選手やワーナー・ディアンズ選手が危険なプレーで退場し、長い時間を1人少ない14人で戦って勝利した日本代表。今シーズンの代表最終戦となるイングランド戦には、首脳陣が「今の時点のベストな23人」とし、トレーニングでのパフォーマンスをベースに「勝つチャンスを最大限にできる」と判断したメンバーが選出されました。 FW陣の第1列には、ウルグアイ戦を休養にあてた竹内柊平選手がスタメン復帰。第2列には、出場停止のワーナー・ディアンズ選手に代わって5番にエピネリ・ウルイヴァイティ選手、4番にはウルグアイ戦の勝負所で相手ボールをもぎ取って勝利に貢献したサナイラ・ワクァ選手が入りました。また、第3列はNO8にファウルア・マキシ選手が入るフランス代表戦と同じ布陣。フランス代表戦のケガから復帰したテビタ・タタフ選手、この遠征に途中から合流したベン・ガンター選手ら長く日本代表を支えてきた選手もメンバー入りし、出場すればこの試合が初キャップとなるHOのリスンヒョ選手も名を連ねました。 BK陣では、トレーニングでのパフォーマンス、ディフェンスでの貢献度を評価してSOにニコラス・マクカラン選手を抜擢。ウルグアイ戦で試合終了間際にトライにつながる活躍を見せた松永拓朗選手はFBでの出場となりました。そのほかWTBには、長田智希選手がケガから復活。リザーブで秋山大地選手がメンバー入りを果たしました。 ラグビーの聖地・トゥイッケナムでアウェーの中、大観衆を前に戦うことについて竹内選手は「あそこでいざやるとなると正直緊張している。ケガ人や出場停止の選手が出ているが、チームとしてのコンセプトがしっかりと共有されているので、だれが出ても同じパフォーマンスが出せる状況にできている」と語りました。 また、ウルグアイ戦に続いてキャプテンを務める齋藤直人選手は「イングランドは、(新しい体制になって)最初に対戦した相手。(同じ相手との)最終戦なので、今シーズン自分たちがどれだけ成長したか、特にこだわって取り組んできたアタックの部分で積み上げてきたものがわかる。敵地で完全アウェーの中での試合になるが、自分たちでモメンタム(勢い)やエナジーをつくっていくのが大事になる」とコメント。注目のイングランド戦、今シーズンのエディーJAPANの集大成となる戦いが、ラグビーの聖地で行われます。 【日本代表試合登録メンバー(23人)】 ◎=キャプテン 〇=副キャプテン 1 岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス) 2 〇原田衛(東芝ブレイブルーパス東京) 3 竹内柊平(浦安D-Rocks) 4 サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ) 5 エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ) 6 下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス) 7 姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ) 8 ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) 9 ◎齋藤直人(スタッド・トゥールーザン※フランス) 10 ニコラス・マクカラン(トヨタヴェルブリッツ) 11 ジョネ・ナイカブラ (東芝ブレイブルーパス東京) 12 シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ) 13〇ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ) 14 長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ) 15 松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京) 16 リスンヒョ(三菱重工相模原ダイナボアーズ) 17 森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス) 18 為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) 19 秋山大地(トヨタヴェルブリッツ) 20 テビタ・タタフ(ユニオン・ボルドー・べグル(フランス)) 21 ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ) 22 藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) 23 梶村祐介((横浜キヤノンイーグルス) 【試合日程】 日本代表 対 イングランド代表 11月24日(日)16:10KO(日本時間 25日 1:10) アリアンツ・スタジアム(ロンドン)
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