【ジャパンC】いまさら聞けないゴリアットはどんな馬?/外国馬紹介
今年のジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)には近年では最高と称される外国馬が来日する。2005年アルカセット(英)を最後に優勝から遠ざかっている外国馬だが、今年は久々の勝利となるか。注目の馬たちを紹介する。 【写真】左後肢を高く上げる鶏跛を見せるゴリアット 【ゴリアット】(セン4、仏) G1初制覇でその名を世界に知らしめたキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは、中団外追走から直線残り200メートルで先頭に立って独走状態。2馬身4分の1差の完勝だった。2着ブルーストッキングは今年の凱旋門賞馬、3着レベルスロマンスは今年ドバイシーマクラシックやBCターフを制しているように破った相手も強力。“キングジョージ”勝ち馬の同年JC参戦は、09年コンデュイット(4着)以来となる。 <血統>父アドラーフルーク、母ガッシュ(母父シャマーダル) <戦績>10戦6勝、2着2回 <総獲得賞金>約1億6780万円 <主な勝ち鞍>24年キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1) <特徴>重賞初勝利を飾った5月のG3エドヴィル賞は逃げ切り勝ち。他のレースも早め抜け出しで決めることが多く、前々で運べる先行力を備える。全6勝中5勝が2400メートル(2390メートル含む)で、重・不良馬場での実績もありスタミナ面には絶大の自信を誇る。左後ろ脚を高く上げる独特の歩き方(鶏跛=けいは)は生まれつき。 <レーティング>125(世界4位タイ) <来日後の調整> 11月14日(木)成田空港に到着後、東京競馬場に入厩。 15日(金)厩舎周りの引き運動。 16日(土)厩舎周りの引き運動、国際厩舎内の追い馬場で常歩、キャンター調整。 17日(日)ダートコースでキャンター調整。 18日(月)ダートコースでキャンター調整。ゲート試験に合格。