50歳独身ですが、「300万円」しか貯金がありません。定年後も働き、繰下げ受給すべきでしょうか?今の貯金額で75歳まで生活できるでしょうか?
年金受給額によっては貯金300万円でも生活できる可能性がある|突発的な出費に対する備えも大事
貯金が300万円であっても、独り身かつ年金受給額が平均の約14万5000円以上であれば、定年後の一人暮らしの平均生活費が14万5000円ほどであることを考えると、生活ができないこともないでしょう。 しかし、病気やけがをしたり自宅のリフォームを行ったりと大きな出費が発生すると、貯金を切り崩していくことになります。少しずつ貯金が減っていくと不安を感じる方もいるかもしれません。余裕を持った老後生活を送るためには、定年後も収入源を確保することが大切です。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 <参考4> 65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯) 表2 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)及び65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支 -2023年-(19ページ) 厚生労働省年金局 令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況 II 厚生年金保険 (2)給付状況 表6 厚生年金保険(第1号) 受給者平均年金月額の推移(8ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部