【F1メキシコシティGP:FP3】角田裕毅、2日目も好調!マクラーレンが圧倒!フェルスタッペンのパワーユニット問題が判明
F1第20戦メキシコシティGP(オートドローム・エルマノス・ロドリゲス)の2日目、フリー走行3回目(FP3)が行われた。 ●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール FP3のトップタイムはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。 ■マシンを修復 昨日は数人のドライバーがマシンを壊して荒れた展開になったが、無事に修復して走行した。 ジョージ・ラッセル(メルセデス)はFP2でクラッシュしていたが、メルセデスは夜間外出禁止令を破って夜を徹して修復。新しいシャシーに交換したものの、懸念されていたギアボックスやパワーユニットの損傷は免れたようだ。 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はFP1に出場した新人オリバー・ベアマン(フェラーリ)と接触し、バリアにクラッシュした。別のパワーユニットへ交換したが、既存の中から選ばれたものだったためペナルティは科されていない。 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はFP1とFP2の両方でパワーユニットに問題が発生したため18周しか走れなかったが、原因はレッドブルのエアインテーク(吸気口)に関連していることが判明した。そのため古いパワーユニットを装着した。 ■角田裕毅、2日目も好調 昨日は2セッションとも3番手を記録していたが、2日目も好調を維持して7番手に入った。チームメイトのリアム・ローソンも10番手に入っており、RBはこの後の予選も期待できそうだ。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 4番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 7番手 角田裕毅(RB) 10番手 リアム・ローソン(RB) 14番手 セルジオ・ペレス(レッドブル) 地元の英雄ペレスは、「調子は良くない。低速域での乗り心地に問題がある」と述べていたが、今日も苦戦している様子だ。 ■F1メキシコシティGP:フリー走行3回目 1 O.ピアストリ(マクラーレン) 2 L.ノリス(マクラーレン) 3 C.サインツ(フェラーリ) 4 M.フェルスタッペン(レッドブル) 5 L.ハミルトン(メルセデス) 6 C.ルクレール(フェラーリ) 7 角田裕毅(RB) 8 G.ラッセル(メルセデス) 9 K.マグヌッセン(ハース) 10 L.ローソン(RB) 11 A.アルボン(ウィリアムズ) 12 V.ボッタス(Kickザウバー) 13 F.コラピント(ウィリアムズ) 14 S.ペレス(レッドブル) 15 F.アロンソ(アストンマーティン) 16 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 17 L.ストロール(アストンマーティン) 18 E.オコン(アルピーヌ) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) 20 P.ガスリー(アルピーヌ)