盛り土規制条例改正へ 盛り土規制法と重複する部分を削除 静岡県議会特別委員会
静岡県盛り土規制条例について、県議会の特別委員会は、盛り土規制法と重複する部分を削除し、改正する方向で提言をまとめることを決めました。 熱海土石流災害を受け、2022年施行された県盛り土規制条例を巡って、盛り土規制法との二重規制の負担が大きいなどと、条例の見直しを求める声が上がっていました。 県議会特別委員会ではこれまで、改正と廃止の両面で議論を進めてきましたが、6日全会一致で条例を改正する方針が決まりました。 見直しでは盛り土規制法と重複する部分を削除し、生活環境の保全に関する規定は残す形にするということです。 特別委員会は次回報告書の内容を議論し、19日に開会する県議会9月定例会で提言します。 県は盛り土規制法の運用が始まる2025年5月に向けて、改正の準備を進める方針です。