改正道交法で罰則対象の「自転車の酒気帯び運転」 岐阜県内で初摘発 2人乗りで同乗者も立件視野に捜査
メ~テレ(名古屋テレビ)
自転車の酒気帯び運転が罰則の対象となった道路交通法の改正で、岐阜県では初めて、20代の男性が摘発されました。 警察によりますと、3日午後4時すぎ、養老町の道路で、パトロール中の警察官が2人乗りをしている自転車を見つけました。 職務質問したところ、運転していた20代の男性の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、警察は、酒気帯び運転の疑いで男性に刑事罰の対象となる「赤切符」を交付しました。 岐阜県内では改正法施行後、初めての摘発です。 男性は「お酒を飲んで自転車を運転した」と容疑を認めているということです。 男性と自転車の後ろに乗っていた友人は、自宅で一緒に酒を飲んでいたということで、警察は、この友人についても同乗した容疑での立件も視野に捜査しています。 また、三重県津市でも今月1日、60代の男性が酒気帯び運転の疑いで摘発されています。 1日に施行された改正法では、酒気帯び状態で自転車を運転した場合、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されます。