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アップルは、9月に間違いなく次のiPhoneを発表するはずだ。同社はiPhone 5以来、毎年9月を発表時期に選んでいる（2020年に新型コロナのために数週間遅れたことはある）。しかし、正確にはいつなのだろうか？　新製品の発表時期に関する報告があったが、そのリークはデマであることが明らかになっている。いったい何が起こったのか、そしてデマから何を学ぶことができるかを説明する。 ■1. リーク 問題の報告は、著名なリーカーであるMajin Buが、iPhone 16が発表されるという次のアップルイベントの招待状を入手したというX（旧ツイッター）の投稿だった。招待状がフェイクであることは明らかだったが、そこには説得力のある内容もあった。 ■2. 招待状 その後、招待状がどんなものかを示す画像が公開されたが、Xユーザーの@lorevfxは自分がそれを作ったと主張した。「おもしろ情報：『リークされた』アップルイベントの招待状は、私がFigmaとAI生成テクスチャーを使って10分以内に作ったもので、退屈だったのでそのリーカーに送りました」と@lorevfxは述べている。その後、Majin Buは騙されたことを丁重に受け入れて「それでもあなたの努力に感謝しています。グラフィクの作り手を探しているならこの人に連絡するべきです」と答えている。 作品はよくできていたが、抜けているところがあった。アップルは自社イベントの招待状のようなものを完全にコントロールしているので、リークする可能性は極めて低い。 ■3. もっともらしい点 それでも、半分ありそうな内容もある。たとえば「Ready. Set. Capture」というキャッチフレーズ。これはiPhone 16シリーズで新たに導入されるであろうCapture（キャプチャー）ボタンのことだろうが、少々直接的すぎる。さらに、iPhone 16 Proの新しいカラーになると予想されているブロンズ色が選ばれている。 さらに、当たっているであろうこともいくつかある。まず、イベントはリアル開催で、クパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターで行われると私は確信している。そして太平洋時間午前10時に開始されるだろう。しかしそれ以外に正しいことは何もないと信じている。 ■4. キーノートの開催日 また、発表が行なわれる日はいつなのか、気になる人もいるだろう。多くの人がこの招待状に書いてある「9月10日（火曜日）」だと言っている。 それはありうるが、確実ではない。発表日は、変更される可能性があると私は考えている。誰もが9月10日と決めつけているという事実は、この日になると私が思う理由の1つだが、違うかもしれない。 ■5. 発売日 発売日は9月20日（金曜日）で確定していると私は考えているが、キーノートは予言されている9月10日より1日早いか数日後になる可能性もある。もうすぐわかるだろう。