【中日】「この2年、何もできていない」60%ダウンで契約更改の大野雄大、来季に向けた熱い思い
中日の大野雄大投手(36)が21日、名古屋市内で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円超えは40%)を超える60%ダウンの年俸1億2000万円で更改した(金額は推定)。1億8000万ダウンは、移籍を伴わないケースでは、球団で岩瀬の2億5000万ダウンに次いで2番目の大幅減俸となる。 20年オフから年俸3億円プラス出来高5000万円の3年契約を結び、さらに1年延長していたが、今回は単年で契約を結んだ。4年契約最終年の今季は、9試合に登板して2勝6敗、防御率4・87。「この2年、何もできていない。大幅に下がることは分かっていた。それでも必要だと言ってもらえた。成績と結果で返したい」と力を込めた。 来季はドラフト1位・金丸や同2位・吉田の即戦力左腕が加わる。2月1日のブルペン入りを示唆した左腕は「強力なライバルになる。競争で底上げできたら」と背水の陣でプロ15年目に挑む。(森下 知玲)
報知新聞社