星野リゾート、日本酒や焼酎の酒造り学ぶ旅を販売開始、「伝統的酒造り」の無形文化遺産登録を受けて
星野リゾートは2024年12月5日、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを受け、日本各地で日本酒や焼酎の「酒造りを学ぶ旅」を販売開始した。 対象施設は「磐梯山温泉ホテル」(福島県)、「界 玉造」(島根県)、「星のや沖縄」(沖縄県)、「界 霧島」(鹿児島県)。酒蔵を訪れて酒造りの背景や歴史を学んで酒の飲み比べをしたり、醸造家の技に触れるガイドツアーに参加したりするなど、その地域の特徴的な酒造りにふれる内容。宿泊とともに、日本の酒の魅力を再発見する旅を提案する。 たとえば、日本酒発祥の地といわれる島根県には約30の酒蔵が存在する。「界 玉造」には、スタッフが選りすぐった40種類以上の地酒を県内の窯元の酒器で楽しめる「日本酒BAR」や、酒蔵の麹室をイメージしたご当地部屋「玉湯の間」を設置。オプショナルツアーの酒造りを蔵元から直接学べるプログラムには、酒蔵見学・体験、試飲などを盛り込んだ。 このほか、「磐梯山温泉ホテル」では日本酒セラーとおすすめの日本酒を備えた客室に宿泊し、翌日はスタッフとともに会津若松市内をめぐるプラン、「星のや沖縄」では泡盛の歴史や文化を知るプラン、「界 霧島」では杜氏から本格焼酎を教わるプランなどを設定した。
トラベルボイス編集部