広島・小園海斗がOB前田智徳氏から熱いエール「いずれは(背番号)1を付けてもらいたい」
(セ・リーグ、広島―ヤクルト、9回戦、27日、マツダ)昨季に続いて実施しているリーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」の5月度の月間大賞を初受賞した広島・小園海斗内野手(24)が、試合前にマツダスタジアムで授賞式に出席した。選考委員の1人である球団OBの前田智徳氏(53)から記念のパネルを贈られると笑みを浮かべた。 【写真】5月度の月間MVPに輝き、ガッツポーズをする広島・小園海斗 「選んでいただいて光栄です。自分の力で取った賞ではなくチームで取った賞。なかなか取れない賞ですが数多く取れるように頑張りたい」 現役時代に通算2119安打を記録し、背番号「51」の先輩である前田氏からは「いずれは(自身の背番号)1を付けてもらいたい。私に権限はありませんが、キャリアハイの数字を残してもらいたい」と〝推薦〟を受けた。レジェンドからの熱いエールに小園は「まだ1番(を継承する)にはほど遠い(立場)ですが、活躍できるように頑張りたい」と背筋を伸ばした。 プロ6年目の今季はここまで66試合に出場し打率・295、1本塁打、26打点で首位のチームを引っ張る。5月は23試合に出場し、8度の勝利打点をマークするなど勝負強く、打率・368、1本塁打、15打点。5月度の「大樹生命月間MVP賞」にも輝いており、ダブル受賞は球団史上初の快挙となる。