かつての"長寿の島" 沖縄の今 「健康寿命」は女性が46位 男性は45位
健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」がきのう発表され、都道府県別で沖縄は女性が前回調査の25位から大幅に順位を下げ46位となったほか、男性も45位と後退しました。 「健康寿命」は介護などの必要がなく健康的に生活できる期間を示すもので、厚生労働省が3年ごとに公表しています。 24日に開かれた専門家会議でおととしの推計値が発表され、全国平均は女性が75・45歳と前回調査から0・07歳伸びた一方、男性は72・57歳と0・11歳短くなりました。 都道府県別でみると沖縄は女性が74・33歳で前回より1・18歳短くなり、順位も25位から46位へと大幅に下がりました。 また、男性も71・62歳で前回より0・49歳短くなり、順位は40位から45位へと後退しました。 県の担当者は「明確な理由は分からない」としながらも、おととしはコロナ禍の影響を受けた可能性もあるため、順位が下がった要因などについて分析を進めていきたいとしています。
琉球放送