こうして夫は「離婚した妻」にすべてを奪われた…!財産分与の時効を逆手に取った「毒妻」が送り届けた「恐怖の手紙」のヤバすぎる中身
じり貧生活を生んだ結婚中の妻の浪費
修人さんは三社の消費者金融(アイフル、プロミス、レイク)への返済として毎月2万6000円、三社の銀行カードローン(楽天、三井住友、千葉)として毎月2万3000円を返済中です。 仕事はパチンコメーカーの営業職で、ごく普通のサラリーマンです。毎月の手取りは23万円なので毎月のやりくりは厳しく、離婚から現在までカツカツの状態が続いていました。日本貸金業協会によるとクレジット業態の消費者向けの無担保貸付(2024年5月)は、前年同月比で3.6%も増えています。修人さんはなぜ借金の返済で苦しんでいるのでしょうか? 7年前、修人さんは妻と結婚するとき、生活費として毎月18万円を入れる約束しましたが、「これが失敗でした」と振り返ります。当時の手取りは残業代込みで33万円ですが、毎月10万円の家賃がかかるので、修人さんが自由に使えるのはわずか5万円。 妻へ弁当を作ってくれないので、自分で昼食を用意しなければなりません。また修人さんは車で出勤していますが、会社がガソリン代を支給してくれないので燃料費は自腹です。さらにがん保険の保険料、携帯電話の通信料、そして衣服や日用品などを支払うので、「手元に何も残らない状態でした」と嘆きます。 そんななか、襲ってきたのが2020年、新型コロナウイルスです。総務省の労働力調査によると2021年から3年連続で完全失業率は2.8%で高止まりしており、コロナ不況は相変わらず、続いています。 修人さんの会社では感染対策のため、会社から自宅待機を命じられ、取引先とのやり取りをリモートで行うことに。決まった時間内で働くので残業代がなくなり、手取りが31万円に減少。毎月2万~3万円の赤字なので携帯電話の契約を格安会社に変更したり、保険を解約したりしたのですが、それでも赤字は解消できませんでした。 やむを得ず、妻に「生活費を減らして欲しい」と頼んでも、「約束は約束でしょ!」「こっちも大変なの!」「結婚するんじゃなかった」と逆上するばかりで、説得に失敗。修人さんは苦肉の策でカードローンを利用したのですが、これではコンビニ弁当を借金で購入するようなもの。 「あのときは昼飯の味が分からなかったです」と懺悔します。なぜなら、翌月も翌月も相変わらず赤字のまま。前月の借金を今月の借金で返済する自転車操業に陥り、借金は雪だるま式に膨れ上がったからです。 結局、借金は3年間で80万円に達したのです。