デ・ブライネの去就問題に終止符? ペップが残留を明言「ケヴィンはチームを去らない」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、同クラブに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの去就について言及した。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 現在33歳のデ・ブライネは、母国ベルギーのヘンクでプロデビューを飾り、以降はチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクでプレー。2015年には、当時のクラブ最高額となる5500万ポンド(約111億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入した。初年度からスタメンの座を掴むと、その後は世界トップクラスの司令塔に成長。これまで公式戦382試合出場102ゴール170アシストの成績を残しており、今年の5月にはプレミアリーグの歴代アシストランキングで単独2位に浮上した。 マンチェスター・シティとの現行契約が残り1年となったことから今夏の去就に大きな注目が集まるデ・ブライネ。サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)による関心が伝えられる同選手は、21日に複数のイギリスメディアによってアル・イテハドと移籍に向けた条件面で個人合意に至ったと報じられた。しかし、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身のXで交渉の存在自体を否定。プレミアリーグを代表する司令塔の去就をめぐる報道が過熱している。 そんななか、24日に開催されるセルティックとのプレシーズンマッチに先立ち、グアルディオラ監督が取材陣のインタビューに登場。デ・ブライネ退団の可能性について問われ、「ケヴィンはチームを去らない」と同選手の残留を明言した。 また、ブラジル代表GKエデルソンにも退団が噂されているが、「もし誰かが去るなら、私たちはそのことについて話し合うつもりだ。もちろん(移籍期間の)最終日までは可能性はある」とコメント。一方で、「新たな選手が加わる可能性は否定しないが、85パーセント、90パーセント、95パーセントの確率で同じメンバーで臨むことになるだろう」と2023-2024シーズンと大きな変更がないメンバーで新シーズンを戦う可能性が高いと主張している。
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