【船長直伝のコツ】東京湾のサワラ好調!爆速巻きのブレードジギングが楽しすぎる!
2024年は10月5日からスタートした『こなや丸』のルアー青物五目。メインターゲットはブレードジグで狙うサワラだ。投げて巻くシンプルな釣りでありながら奥が深く、近年爆発的な人気でリピーターも多数!今期の東京湾サワラの釣況をレポートすべく、アクアラインを渡って千葉県長浦港を目指した。 【画像】4本もゲットした釣り人!これはうれしい!
店舗でチェックイン、5時半までには港へ!
『こなや丸』の受付は店舗で行う。到着後、店先にある「乗船順位プレート」の番号札を手に取り、4時30分にオープンする店内で受付票に必要事項を記入。ちなみにこの受付表、船宿HPでもダウンロードできるので、あらかじめ記入して持参するとスムーズだ。 カウンターで番号札と受付表を提出して、乗船料と駐車料金を支払う。引き換えに乗船時に必要となる番号札と、港に車を停める際にダッシュボードへ掲げる駐車証を受け取る。 港までの道順が分からない場合は、その旨を伝えれば案内図を渡してくれるので初めてでも安心。入口脇の冷凍庫にあるペットボトルの氷を受け取り、港へ向かう。途中、港へ右折する目印にもなるコンビニエンスストアがあるのも有り難い。店の駐車場を出たらすぐが右折レーンなのでご注意を。 岸壁に出たら船の前に車を停め、荷物を降ろす。船長から船のマイクで案内があるので、番号順に乗船となる。クーラーなどの大きな荷物は、釣り座が決まった後、バケツリレー形式で積み込むため、最初の乗船時は竿とタックルボックスのみで乗り込めば良い。 かくして滞りなく出船準備は整い『第十七こなや丸』は定刻6時に出船した。
港前の一流し目からヒット!
解纜まもなく、船長からのアナウンスが入り、「ジグは40gからスタート」「ドラグはフルロックせず、少しきつめで」「アタリがあったら巻きアワセでどんどん巻く」「竿を煽ったり、追いアワセをしない」といった基本的な釣り方の解説が行われた。その説明が終わる頃、船はまだ長浦港を出る前だったが、船長が「ベイト(ターゲットの魚が捕食する小魚)の反応があるので、ちょっとやってみましょう」と、急遽釣りを開始することに。 すると間もなく、右舷胴の間にいた村上さんの竿が大きく絞り込まれ、75cmクラスのサワラが取り込まれた。船内のボルテージは一気に上昇。続いて、左舷胴の間にいた田島さんにもヒットし、90cmの良型サワラが危なげなく取り込まれ、幸先の良いスタートとなった。 その後もサゴシサイズのサワラやワラサ、イナダといったブリの若魚が混じりつつ釣果を重ね、さらに船は袖ケ浦沖へ移動。ここでは指5本サイズの良型タチウオも追加された。アタリは散発的だったが、辛抱強くキャストしては底を取り、全力で巻き上げてくるとサワラたちが次々にタモ網に収まっていった。安定感のある釣果で、結果的に船全体に満足のいく釣果が広がった。