じぶんの肌も内面も見つめる時間を:パーソナライズスキンケアブランド「iEL」
美しさの概念をじぶんでつくる、「iEL」が誕生
「iEL」は、WEB上でのカウンセリングを基に、3ヶ月に1度、化粧水ベースと3つのカスタマイズ成分が届けられ、同封されているレシピを参考に各成分を購入者自身が配合する仕組みだ。つまり、購入者自身の手で化粧水を完成させる。 この製品の誕生の背景には、まったく分野の異なる会社との出会いがあったそうだ。 「『iEL』は、 企業コミュニケーション、エンタテイメント、デジタル体験など様々なコンテンツを制作する『ROBOT COMMUNICATIONS INC.』との共同開発で生まれた商品です。 同社が熊本で活動しているときにご縁が生まれ、コンテンツ制作と製薬、異なる分野の2社で人々の心を動かすような製品開発を一緒にできないか”と、大きなイメージを持って検討し始めたことからスタートしました。 お互いの想いをたくさん持ち寄るなかで、“情報が溢れる現代社会において、一人ひとりがじぶんと向き合い、じぶんなりの美しさを大切にしてほしい”というビジョンが生まれて。そこに弊社のものづくりのノウハウを合わせ、カスタマイズ化粧水にたどり着きました」
「iEL」のコンセプトは、“美しさの概念をじぶんの手でつくる”だ。じぶんの手で配合するからこそ、朝と夜で処方を変えたり、季節によって配合量を調整したりと、肌の状態に合わせて使うことができる。 「まったく同じお肌の人は一人としていませんし、お肌の状態は日々変化します。そのお肌の感覚を真に知り得るのは、じぶんしかいないと私たちは思っています。 始めは調整が難しいと思うのでレシピ通りにつくっていただき、少しずつじぶんのお肌と配合の関係性をつかんでいただけることが理想です。 『iEL』をきっかけに、じぶんのお肌と向き合う時間を生活に取り入れてほしいと、私たちは願っています」
化粧品キットのなかには、マーブル模様のラベルも同梱されている。そのラベルは、化粧水ボトルに貼り付けてもよし、スマホケースに挟んでもよし。今のじぶんを表す色として、自由な形で生活に取り入れてほしいという。 カウンセリングには、肌の状態に関する質問以外にも、気持ちに関する質問が組み込まれている。ラベルのマーブル模様は、その診断結果から生成される唯一無二のものだ。 また、ラベルに入れる言葉も購入者自身で決められる。 「お肌だけにとどまらないカラー診断や、じぶんへのメッセージを取り入れたのは、『iEL』を通してお肌だけでなく、内面を見つめる時間をつくってほしいという想いがあったからです。 気持ちの診断にはカラーセラピーの要素を取り入れており、カラーを通してじぶんでも気付いていない本音を知ることができます。 ラベルのメッセージは鏡文字で印刷されるので、スキンケアのとき鏡に映すと、こっそりじぶんにだけ届きます。カウンセリングの時間が、“じぶんにどんな言葉をかけたいか”を考える時間になればいいなと思っています」 実際に手にしたお客様からは、「肌・色診断がとても楽しめた」という声が多数あるそうだ。また、じぶんだけの成分・香りで、さらに自らの手で化粧水を完成させることで、「愛着が湧く」との声も上がっている。