「上へ上へ駆け上がりたい」新小結・大の里(23)初優勝 支えは地元・石川の応援
大の里にとって届きそうで届かなかった優勝。支えとなったのは地元・石川の応援でした。 “史上最速”初優勝 小結・大の里(26日) 「こうやって優勝して、優勝する姿を石川県の方に届けられたことが一番うれしいです」
大の里の出身は石川県津幡町です。今年2月には被災地の避難所を訪問しました。 「大の里、がんばれ」 大の里 「がんばります」 「応援しとるよ」 大の里 「ありがとうございます」 ◇ 大の里(石川・内灘町、今年2月) 「泣いている方もいたので、うれしいです。僕を、お相撲さんを見て喜んでもらえたのはうれしい。明るい話題を届けられるように頑張りたいです」
26日の千秋楽、地元・津幡町ではパブリックビューイングが行われ、多くの人が大熱狂していました。 この一年で少しずつ髪が伸び、関取らしい髪型に近づいてきた大の里。ただ、変わらない思いも…。 大の里(去年7月) 「僕は本当に、誰からも愛される関取になりたい」
大の里(27日) 「日本中から応援される、愛されるお相撲さんになりたい」 “誰からも愛されるお相撲さん”に…。史上最速で幕内初優勝まで駆け上がった大の里は、早くも次を見据えています。 史上最速初優勝 小結・大の里(27日) 「まだ上に番付があるので、もちろん優勝はうれしいですけど、最終的な目標はここじゃないと思っているので、これからまたさらに、上へ上へと駆け上がりたい」