角田裕毅14番手「Q3を狙えるペースがあったが、まとめきれなかった」/オーストリアGP予選
6月29日にレッドブルリンクで行われたF1第11戦オーストリアGPの予選で、角田裕毅(RB)は14番手となった。 【写真】予選に臨んだ角田裕毅(RB) F1オーストリアGP この予選日は正午からスプリントが実施され、前日のスプリント予選で14番手となった角田は、オープニングラップでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をかわして13番手に。この順位を最後まで一時13位でフィニッシュした。 スプリントで得られたデータを基にチームと角田は予選に向けてセットアップを変更。低速域のパフォーマンスを損なうことなく、スロットルの全開率が高いレッドブルリンクで重要となる高速域でのバランスの改善を図った。 迎えた予選ではQ1で全体の8番手となるタイムを記録し、Q3進出に期待がかかる。しかし、続くQ2はタイムが伸び悩み1分05秒412で14番手に。この結果、スプリントと同じグリッドから日曜の決勝レースに臨むこととなった。 なお、角田は予選中に無線で“暴言”を吐いたとして、レーススチュワードから一部執行猶予付きのペナルティ(罰金)を科せられている。 ■角田裕毅(RB) スプリント 13位(14番グリッド/タイヤ:ミディアム) 予選 14番手(Q1=8番手1分05秒563:ソフトタイヤ/Q2=14番手1分05秒412:ソフトタイヤ) 「今朝のスプリントを終えたあと、僕たちはもっとパフォーマンスを上げる必要がありましたが、それほどポジションではありませんでした」 「午後の予選はQ3進出を狙えるペースがあったと思いますが、うまくラップをまとめきれませんでした」 「チームはハードにプッシュしてくれました。良い仕事をしてくれたと思います。これまでのセッションで収集したすべてのデータを使って最高のクルマを作ってくれましたから」 「クルマのセットアップは良かったので(Q3進出を逃したのは)僕の責任です。非常に残念ですが、明日はプッシュして10位以内に入りたいと思います」 [オートスポーツweb 2024年06月30日]