【地方競馬】大井競馬場で「相馬野馬追、甲冑競馬」を披露 5年ぶり25回目
大井競馬場で4日、福島県相馬地方に伝わる古くからの伝統行事「相馬野馬追(のまおい)甲冑(かっちゅう)競馬」が行われた。大井競馬場で実演されるのは今年で25回目。コロナ禍による休止期間を経て、5年ぶりに実施された。 ゴール前賞典台で相馬民謡「相馬流れ山」が披露された後、甲冑姿で登場した勇壮な若武者たちが本馬場を疾走すると、詰めかけたファンから拍手と歓声が上がった。実演を見た40代男性は「競馬場で見られたのは新鮮で凄く良かった」と話した。 「第25回相馬野馬追甲冑競馬」に“出走”したのはディープインパクト産駒のトーセンインパルスを筆頭にトーセンエルドラド、マナーザマジック、クラバウターマン、トーセンシグナル、グロリアスホープ、リーゼントシャルフ、ミスターウインディの8頭。黒地に白二引き両の旗差物をなびかせながらミスターウインディが先頭、全馬が無事完走した。