小池都知事あいさつ回りで明確「各会派の温度差」 立候補40人超…政見放送約4時間?
■立候補40人以上 政見放送“3時間40分”に?
都知事選挙への出馬を表明した小池氏。12日時点で、立候補を表明しているのは40人以上と過去最多に。そこで問題となるのが、東京都知事選の候補者のポスターが貼られる掲示板です。 掲示板には30までの番号しかなく、候補者30人分のポスターしか貼ることができないように見えます。 しかし、説明書きや注意書きに割り当てられた枠の上に、小さく30以降の番号がふられていて、最大48人分のポスターが貼ることができるようになっていました。 現時点で40人以上が出馬表明している東京都知事選ですが、過去の立候補者の数を見てみました。 石原慎太郎氏が2期目の当選を決めた2003年は5人。その石原氏が辞任し、猪瀬氏が都知事となった2012年は9人。舛添氏が当選した2014年は16人。女性初の都知事となった小池氏が初当選した2016年は21人。そして前回、2020年は22人と過去最多を記録しましたが、今回は現時点で、その時の2倍となる40人以上が立候補を予定しています。 この状況に、有権者は? 70代男性 「立候補する自由はあるので。でも、あまりに多いと、逆に選ぶほうも大変ですよね」 20代学生 「立候補者が多いのはいいことだと思います。共感できる人が1人は出てくるのではないかと自分の中で」 「(Q.選択肢が増える?)そうです」 立候補者が多くなると、こんな問題もあります。 政見放送は、立候補者1人につき最大5分30秒の時間が与えられますが、40人だと総時間は3時間40分にもなってしまいます。 今回の都知事選には、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二さん、自衛隊の元航空幕僚長・田母神俊雄さん、元衆議院議員の小林興起さんら諸派や無所属で40人以上が出馬を表明。 来週20日に告示、来月7日に投開票されます。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月13日放送分より)
テレビ朝日