小池都知事あいさつ回りで明確「各会派の温度差」 立候補40人超…政見放送約4時間?
■蓮舫氏 立憲に離党届を提出
立憲民主党 蓮舫参院議員 「(Q.蓮舫さん、いよいよですね)はい」 一方の蓮舫氏は12日午後、立憲民主党に離党届を提出しました。 蓮舫氏(離党届提出後) 「とにかく私は挑戦者ですから。現職の方のいろんな余裕とか強さとか、そういうものを学ばせていただきながら、挑戦をしていく立場だなということを思いを新たに臨みたいと思う」 国会などで見せる険しい表情ではなく、時折、笑みを見せるなど、終始、穏やかな様子の蓮舫氏。“ある言葉”を何度も口にしました。 蓮舫氏 「東京はもっと良くなります。もっともっと良くなります。どの世代の人の子どもたちも、生まれも育ちも学びも働いている人たちのやりがいも、人生の先輩方たちの安心も、もっともっとアップデートすることができると思っていますので。私の思いをもっともっと広げて、そして戦いに本番に臨んでいきたい」 小池知事 「都民が第一、都民のため、もっと東京を良くしてまいりたい」 「これからも都民のために都民と共に、もっともっと都政の発展へと全力を尽くしてまいります」 報道陣の前でも…。 小池知事 「そしてもっと良くなる、もっと良くする東京ということを、みなさんと共に進めていきたいと考えております」 両氏とも、公約はまだ発表していませんが、蓮舫氏はすでに“牽制(けんせい)”を始めています。
■「自民は嘘つき」旧文通費めぐり維新が激怒
蓮舫氏 「不思議だなと思うのは、ご本人がまだ手をあげておられないのに、自民党の東京都連が推薦(実際は支援)を決めたりとか。だからそう考えると、私はどう考えても今までの立場でいったら自民とは距離が遠い立場にいますので、選んでいただける人たちが、今の自民党の姿をどういうふうに見ておられるのかも、ぜひ問わせていただきたいと思っています」 その自民党は今…。 日本維新の会 馬場伸幸代表 「(自民党は)まさしく無責任であり、嘘つきであるということを言っても私は過言ではないというふうに思っております」 日本維新の会・馬場代表から「嘘つき」とまで言われた自民党。旧文通費を巡り、自民党と日本維新の会は、使い道の公開などを義務付ける法改正案に合意し、5日に衆院を通過。しかし…。 自民党 浜田靖一国対委員長 「(国会会期の)日程は来週金曜日まででありますので、なかなか厳しい。日程的にみると厳しいかなと思います」 自民党の浜田国対委員長は、旧文通費に関する法改正について、今国会では「日程的に厳しい」と発言すると、維新側は猛反発。 馬場代表(11日) 「公党間の約束が破られるということになると、我が党としてはもう最大限の力を使って、自民党を攻撃するということになる」 馬場代表(12日) 「要は時間が足りないのでできないということでありますが、夏休みの宿題じゃないんでね。時間がないからできませんということでは、私は通用しないというふうに思います」 反発を受け、岸田文雄総理大臣は12日…。 岸田総理 「ご指摘の旧文通費については、私と維新の馬場代表との間で、衆参議長のもとで設置される議論の場で前向きに検討を行い、使途公開と残金返納を義務づける立法措置を講ずること、こういったことで合意をしています。これは公党の党首間の合意であり、かつ内容を文書でも確認しているものであり、これは重たいものであります」 岸田総理は、早期に結論を出す考えを強調し、「自民党として誠心誠意対応していく」と話しました。