「幡ヶ谷駅」には何がある? 下町レトロな「個人商店」の街。グルメ地下街や銭湯、スポーツ施設も充実
◆南側の商店街は、個人商店の飲食店や青果店がたくさん
幡ヶ谷駅は駅全体が地下にあり、地上ロータリーなどはありません。駅を出てすぐ甲州街道&首都高となっており、その両脇に新旧大小さまざまな飲食店や店舗が並んでいます。 南口から出てすぐの場所にあるのが「西原商店街」。かなり落ち着いた雰囲気で、カフェやベーカリーなどのほか、雑貨屋やセレクトショップなどが並んでいます。 商店街の手前にある「マツモトキヨシ」はそこそこ大きめ。こちらも日用品や医薬品を買うときに役立ちそうです。 商店街には注目のお店が点在。「なかやま青果店」はいかにも昔ながらの青果店といった佇まいで、大都会・新宿からわずか2駅の位置にこんなお店が! と驚かされます。ここだけでなく、新鮮&安価な野菜などを店先に並べる量販店や、個人経営の青果店を多く見かけるのが幡ヶ谷エリアの特徴です。 こちらのお店は昔ながらの「升本酒店」……と思いきや、商店街に面したところは「フリーマン食堂」というアメリカンスタイルの別店舗になっていました。なお、酒屋の方も一歩路地に入った所でしっかり営業中です。 1973年創業のカレーのお店「SPICE(スパイス)」は店先から漂うスパイスめいた空気と、窓にびっしりディスプレイされた『ガンダム』『エヴァンゲリオン』などのプラモデルやフィギュアが特徴的。カレーファンだけでなくアニメファンも「香り」に引き寄せられそうです。
◆北側の商店街にも、ディープな飲食店がずらり
いったん駅に戻り、反対側の北口へ。北口直結の雑居ビルには、先ほどのゴールデンセンターに負けず劣らずのレトロでディープなお店が入居しています。 そこから北方向に進んだ先にあるのは「六号通商店街」。平日夕方には地域住民が多くここを利用しているようで、道ゆく人の年代はさまざまです。 こちらにも地元感たっぷりな青果店「八穂昭」がありました。店先に並ぶ野菜はどれも激安! 「Café et bar MiMi la forêt ici」ではコーヒーやスイーツのほか、2024年の流行語にも選ばれたヘルシーなデザート「アサイーボウル」も食べられるそうです。値段もフルサイズが最低1000円強と、都心部カフェの中では割安な印象。これも食べたくなりますね。 バニラソフトクリームの手書きポップや、店頭ディスプレイのスイーツが何ともかわいい「Maison de miimo」も。こうしたお店のほか、六号通商店街には数多くの飲食店・居酒屋などが並んでいるので、よさそうなお店を探してみてはいかがでしょうか。