縁起物、紅白の餅飾る 鵲公民館で餅花作り教室 三重・松阪
三重県松阪市星合町の鵲公民館(萩原洋子館長)は11日午後1時半ごろから同館で、餅花作り教室(佐藤清美講師)を開いた。地域住民15人が参加して、正月の縁起物の餅花作りを楽しんだ。 餅花はササや竹などの枝に、丸めた紅白の餅を付けて花に見立て、五穀豊穣(ほうじょう)を願う。同館では10年以上続く恒例の教室になっている。 参加者たちはこの日、用意された長さ1.3メートルほどのササに、それぞれ紅白の餅約6キロを小さくちぎって手で丸め、色や配置のバランスを見ながら枝に飾り付けた。1時間ほど手を休めずに餅を飾り、世間話にも花を咲かせていた。 4年目の参加となった山村ひとみさん(69)=笠松町=は「きれいにできました。自宅の床の間に飾ります。来年はいい年になりますように」と笑顔で話した。