名神~東海北陸道「新ルート」誕生へ秒読み段階!? 地獄の「一宮JCT」を完全スルー!「東海環状道」北西エリア開通まで“あと3か月”のスゴさとは
先述の悲願ともいえる「新名神~東海北陸道」「名神~東海北陸道」のバイパスルートこそが、まだ実現していないのです。 未開通となっている工区は以下の3つです。 ●【2024年度開通予定】大安~いなべ ●【2026年度開通予定】いなべ~養老 ●【2024年度開通予定】大野神戸~山県 このうち、北西工区の「大野神戸~山県」がつながれば、悲願の「名神~東海北陸道」がついに実現することになります。 具体的な開通日時はまだ発表されていませんが、2024年度も残すところあと3か月ほど。来年3月までには、「一宮JCTスルー」が可能になります。 …と言いたいところですが、じつは大野神戸~山県のうち、南側(大野神戸~岐阜)で思わぬ工法変更を強いられ、ことし3月に「最大半年ほど遅れるかもしれない」という発表もなされています。今のところ「正式に遅れます」という発表は特にありませんが、果たして結局予定通りに進むのか、動向に注目です。 とはいえ、中部国道事務所はほかにも開通ラッシュを迎えており、10月に「つながる中部 42.6km」というPRキャンペーンを開始。中京圏が大幅に便利になるとアピールしています。 さていっぽう、最後の最後まで未開通で残る区間「いなべ~養老」はどうなっているのでしょうか。2026年度開通予定とありますが、順調なのでしょうか。 こちらもやはり一筋縄ではいかないようで、三重・岐阜県境をつらぬく約4700mの「養老トンネル」工事中に大量の湧水が発生。対策に追われています。「予定から遅れるかも」という見通しは無いので、今のところ2027年3月までには開通を迎えるべく動いている状況です。
くるまのニュース編集部