【定額減税シミュレーション】単身者・家族4人・年金生活者はいくら減税される?控除額の確認方法も解説
【定額減税シミュレーション】単身者・家族4人・年金生活者、いくら減税される?
それでは、定額減税によって具体的にどのくらい税金が減るのでしょうか。 今回は名古屋市において、世帯形態別にシミュレーションした結果を確認します。 ただし、実際の税額や給付額とは異なる場合があるため、あくまでも目安としてチェックしていきましょう。 ●単身者世帯:給与所得者の減税額 ・所得税:(本人)3万円 ・住民税:(本人)1万円 合計 4万円 定額減税補足給付金(調整給付)の給付額 ・給与所得130万円の場合:定額減税しきれない合計額2万6650円→給付額(1万円単位切り上げ)3万円 ・給与所得200万円の場合:定額減税しきれない合計額3000円→給付額(1万円単位切り上げ)1万円 ・給与所得300万円の場合:定額減税しきれない合計額0円→給付額0円 次の章では、家族4人世帯と年金生活者の定額減税シミュレーション結果を確認していきましょう。 ●家族4人世帯:会社員夫(所得金額1805万円以下)+専業主婦妻+子ども2人の減税額 ・所得税:(本人)3万円+(家族)3万円×3人=12万円 ・住民税:(本人)1万円+(家族)1万円×3人=4万円 合計 16万円 定額減税補足給付金(調整給付)の給付額 ・給与所得300万円の場合:定額減税しきれない合計額13万5100円→給付額(1万円単位切り上げ)14万円 ・給与所得500万円の場合:定額減税しきれない合計額5万4000円→給付額(1万円単位切り上げ)6万円 ・給与所得700万円の場合:定額減税しきれない合計額0円→給付額0円 ●年金生活者の場合:65歳以上の夫婦の減税額 ・所得税:(本人)3万円+(家族)3万円=6万円 ・住民税:(本人)1万円+(家族)1万円=2万円 合計 8万円 定額減税補足給付金(調整給付)の給付額 ・年金収入225万円の場合:定額減税しきれない合計額5万2800円→給付額(1万円単位切り上げ)6万円 ・年金収入300万円の場合:定額減税しきれない合計額1万8200円→給付額(1万円単位切り上げ)2万円 ・年金収入350万円の場合:定額減税しきれない合計額0円→給付額0円 給付金は、自治体の事務負担を考慮して1万円単位で支給されます。 次の章からは、定額減税に頼りすぎない資金計画についてファイナンシャルプランナー(FP)が解説します。