【MLB】 ドジャースがロバーツ監督と契約延長交渉か 監督として史上最高額契約の可能性も
日本時間12月30日、ドジャースがデーブ・ロバーツ監督との契約延長交渉を行う予定だと、「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が報じた。ロバーツとの契約は来季2025年限りで満了する。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 2016年にドジャースの監督に就任して以来、ロバーツはチームを4度のリーグ優勝、2度の世界一に導いてきた。ロバーツの通算勝率.627は、MLB史上最高(1000試合以上)の水準だ。さらにロバーツは監督として采配を振るだけではなく、クラブハウスにおける素晴らしいモチベーターであり、メディア対応を行うチームの顔であり、球団と地域社会をつなぐパイプ役でもある。ドジャースの球団幹部も先月、ロバーツを長期的に監督に据えたいと語っており、契約延長交渉は当然の成り行きと言っていい。 ロバーツは監督として史上最高額の契約を結ぶかもしれない。昨オフ、ブリュワーズの監督だったクレイグ・カウンセルは、カブスに5年4000万ドルという破格の条件で引き抜かれた。その契約は監督としては史上最高額であり、カウンセルが狙っていた通り、監督の給与水準はこれから上がっていくことが予想される。ロバーツもカウンセルとは種類が違うといえど、れっきとした現代の名将であり、資金力のあるドジャースが引き留めのために大金を投じる可能性は大いに考えられるだろう。