[ドライブ中に音楽は何で聴く?]□音の良さ□にこだわるなら「DAP」が最善?
なお「パワーアンプ内蔵DSP」か「単体DSP」を導入していたら、DAPはデジタル接続した方が良い。DSP内では信号はデジタル処理されるのでデジタル信号のまま入力した方が状況的にシンプルだ。結果、音も良くなる。
◆操作性では不利がある…。しかし対策法もいくつか存在!
でもDAPは、操作性では不利がある。運転中の操作がしにくいのだ。
というのもDAPはタッチパネルにて操作を行うこととなるので、手元を見ずしての操作がしにくい。そしてケーブル接続の場合は、Bluetooth接続のように車載機器側で曲送り等の基本操作を行えない。
とはいえ、対策法はいくつかある。まず1つ目は、「プレイリストを活用する」というものだ。プレイリストに好きな楽曲だけをたくさん入れておきそれらをシャッフル再生していれば、曲送りをしたくなる局面がかなり減る。
または、愛用のメインユニットが高音質タイプのBluetoothコーデックに対応していれば、対応したDAPをそれにて接続することで曲送り等の基本操作をメインユニット側で行える。
あるいはスマホやメインユニットとDAPとを、併用するのもアリだ。使いやすさを優先したいときにはスマホを使い、音にこだわりたいときにはDAPを使うというように、使い分けている愛好家も多くいる。
今回は以上だ。次回はその他の選択肢について考える。お楽しみに。
レスポンス 太田祥三