トヨタ カローラ・レビン//スプリンター・トレノ1600(昭和47/1972年3月発売・TE27型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト068】
EPISODE
レビン/トレノには1.6L直4DOHC搭載車を設定することにより、DOHCエンジンの大量生産効果を得ようとの狙いもあった。果たして昭和47年3月に追加されたTE27型は81万3000円の低価格が人気を呼び、爆発的な 売れ行きとなる。ちなみに2T-G型DOHCは4A-Gに代わるまで、13年間で30万機近くが製造されるヒット作となった。
STANDARD
レビンのベースとなったのはTE20系の2代目カローラ。言わずとしれたトヨタのファミリーカーのトップを走るクルマだ。昭和45(1970)年登場時には1.4L直4OHVのT型エンジン(86ps)を搭載。翌年にはツインキャブで5速フロアとした1400SL、1400SRが登場した。そしてレビンが登場するのはその翌年の昭和47(1972)年ということになる。
トヨタ カローラ・レビン1600(TE27型)諸元
●全長×全幅×全高:3945×1595×1335mm ●ホイールベース:2335mm ●車両重量:855kg ●エンジン型式・種類:2T-G型・直4DOHC ●排気量:1588cc ●最高出力:115ps/6400rpm ●最大トルク:14.5kgm/5200rpm ●トランスミッション:5速MT ●タイヤサイズ:175/70HR13 ●新車価格:81万3000円
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