ノーコードツール「テープス」、「メルカリShops」と連携 「注文情報取得」「取引メッセージ送信」機能を発表
テープスは12月11日、ECに特化したノーコードツール「テープス」において、連携サービスに「メルカリShops」追加した。また、ショップ運営を効率化する「注文情報の取得」「取引メッセージの送信」の2つの機能をリリースした。これにより、「メルカリShops」を含む複数店舗の売上集計や、入金リマインドメッセージの送信などの業務を自動化できる。 テープスの提供する「テープス」は、ECモールやEC事業でよく使われるさまざまなツールをつないで自社の業務を自動化できる、ECに特化したノーコードツール。ECカートやチャットツール、Google スプレッドシートといった30以上のサービスに対応しており、ブロックを組み合わせてワークフローをつくり、業務を自動化できる。 このほど、連携サービスに「メルカリShops」を追加した。さらに「注文情報の取得」「取引メッセージの送信」の2つの機能をリリースした。 「注文情報の取得」機能では、「メルカリShops」の注文に紐づく商品情報や決済情報、顧客情報、キャンセル理由等の取得が可能。取得した情報は、「テープス」が連携している他のサービスに自由に連携し、業務自動化に活用できる。例えば「Google スプレッドシート」に注文情報を書き出すことで売上集計業務を効率化する、メールの文面に注文情報を挿入し、配送拠点やメーカーに情報共有するといった活用方法が想定される。 「取引メッセージの送信」機能では、購入者へのメッセージ送信を自動化できる。文面は自由にカスタマイズ可能で、同時にリリースした「注文情報の取得」機能で取得したデータを挿入することも可能だ。「注文情報の取得」機能で定期的に注文を監視し、入金期限が超過している注文に対して「入金リマインド」メッセージを自動で送信といった使い方が可能で、省力化しつつ細やかな顧客対応を実現できる。 2つの新機能は、「テープス」の無料プラン、および14日間の無料トライアルでも利用できる。 テープスは、今後は、商品や在庫にかかわる領域を視野に入れながら、「メルカリShops」出店者に役に立つ機能開発を進めていく考えを示した。
日本ネット経済新聞