8匹の白ヘビ、幸運もたらすと話題に 「金運が上昇」「体調が改善」 兵庫・宝塚
「火の神、台所の神」として親しまれる兵庫県宝塚市の清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)。その参道に店を構える「池田竹産店」(同市清荒神5)は、竹で作った箸や水切りざるなど千点を超える日用品を扱う。店に入ると、8匹の白ヘビがぺろぺろと舌を出しながら出迎えてくれた。 【写真】宝塚歌劇ファンが通うカフェ、今年も干支パフェ登場 体は白いが、特徴はさまざま。愛くるしいのはほんのりピンクがかった体と赤い目をした3歳の「いちごちゃん」。最年少は昨年9月に生まれた2代目「かがみちゃん」。かがみちゃんも含め6匹のお父さんが16歳の「おもち丸くん」。いずれも幸運をもたらすと客の間で話題になってきた。 白ヘビたちが店頭デビューを果たしたのは前回巳(み)年の2013年。店長の池田弥春(みはる)さん(38)の夫が生き物好きで、もともと自宅で飼っていたが「多くの人に福を分けられるのでは」と店に連れてきたという。 しばらくたつと、吉報も舞い込むように。訪れた人からは「金運が上がった」「体調が良くなった」「会社の売り上げが伸びた」との声が寄せられたという。普段の様子を見てもらおうと、今は交流サイト(SNS)での発信にも力を入れる。 「好奇心旺盛な『だいちゃん』がおり、ひきこもりがちな『ふくちゃん』もいる。それぞれ性格が違うのでかわいいですよ」と池田さん。「荒神さんと白ヘビで福をもたらす力は相乗効果になるはず。ぜひ店に足を運び、いい一年にしてほしい」と話した。(浮田志保)