横浜FMのGKポープ「自分が勝たせるくらいの気持ちで」FC東京戦とACL決勝へ向けて意気込み
J1横浜FMは17日、神奈川・横須賀市内のグラウンドで19日のFC東京戦へ向けて練習を行った。 15日の新潟戦(1●3)でベンチ外だったGKポープ・ウィリアムは「状態は大丈夫。僕自身はいけるっていう話はしてた。あとは監督とコーチの方に任せますと伝えていた」と欠場の理由を説明。連戦が続いたことによるけがやコンディションの問題はないことを強調した。 2年間過ごした町田を離れ、今季から横浜FMに加入したポープ。蔚山現代とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦では両チーム成功が続いたPK戦の5人目、元JリーガーMFキム・ミヌのシュートをセーブし、チーム史上初のACL決勝進出に貢献した。「チームの中でも立ち位置が少しずつ最初より変わってきた。自分の中でもどんどんチームに対して要求を出していかないといけないなと思う」と語り、「ゴールを守るプレーだけじゃなく、立ち振る舞いの部分でも、もっとリーダーとしてやっていかなければと感じている」と自身の役割が大きくなっていることを実感している。 チームはACL決勝に進出したものの、リーグ戦は6試合勝ちがない。19日に対戦するFC東京については「縦に速く、昔のマリノスみたいなチーム。クオリティーある選手がそろってるので、間違いなく難しい試合になる」と分析し、連敗中のチームに対しては「自分が勝たせるぐらいの気持ちで(いく)。ポジティブな雰囲気でACLに向かうのも大事ですけど、一度気を引き締めて。入りから圧倒するぐらいのテンションと気持ちで、いい準備をしたい」と、ACL決勝第2戦へ弾みをつける勝利を誓った。
報知新聞社