コリほぐし&顔筋トレで、自然で明るい笑顔を取り戻す。
上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)を鍛えて眉山の高さを整える。
鍛える 眉毛をまぶたの力でぐっと持ち上げる(上写真)。そのまま目を外側に広げるイメージで、両目それぞれ斜め外側上を5~10秒見る。目尻に力を入れて額にシワが寄らないように。3~5セット。
【口元】 口角の位置を上げれば顔の印象が変わる。 「口角は位置が大事。鼻先から唇のトップと鼻先から口角までの距離の差が2cm以内なら、元気そうで明るいイメージになります」 また、スマホを見る時間が長いと、前傾姿勢が続いて首の筋肉も衰える。 「首も自分で鍛えなければならない部位の一つ。鍛えれば二重顎の解消だけでなく、ハリ感も手に入ります」
(マリオネットライン)口角から顎までの三角エリアをほぐす。
ほぐす マリオネットラインができる人は、下顎から口角までの三角エリアが硬く張っている。顎から口角まで、人差し指の第2関節を少しずつずらしながら、下から上へ5回、押すように引き上げる。3セット。 ▼
鼻の横の筋肉を使うのがポイント。
鍛える 鼻の脇の筋肉を使って口角を引き上げて涙袋を作り、上の歯が4本見えるように唇を開きながらハート形にする(上写真)。そのまま上の歯が8本くらい見えるように口を横に開く。5セット。
(顎)溜まっている老廃物を流すように。
ほぐす 二重顎を脱する第一歩は、フェイスラインをすっきりさせるところから。顔を60度くらい上に向け、喉のところに人差し指の第2関節を置き、外側に向けて螺旋を描きながら押しほぐす。5回。 ▼
下顎だけ動かして喉を前後に。
鍛える 顔を60度上げ、軽く口を開けて下顎を突き出し、顎先に力を入れながら喉を前に出しては戻す動きを10回、3セット行う。下の歯が見えるくらい突き出すのがポイント。口角が下がらないように。
Katsuyo さん かつよ 顔筋コーディネイター 2000年に南青山で顔筋専門サロンを開業。5000人以上の顔のトラブルに向き合う。著書に『愛もお金も引き寄せる顔になる! 顔筋コーディネート』(河出書房新社)など。「KTY FACE GYM」
撮影・青木和義 スタイリング・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・遠藤芹菜 モデル・倉澤和枝 文・辻さゆり
『クロワッサン』1114号より
クロワッサン オンライン